カンボジアで感じたこと

持ってったほうが良いもの

マスク:カンボジアにしろタイにしろ埃っぽい。とくにトゥックトゥックなどに乗るとき必須

小型傘:レインコート(必須)を着るまでも無い程度の雨の時便利。タイの町中とかでも

運動靴:サンダルの旅行者多かったが、遺跡の濡れた石階段(滑ったら死ぬ級の急勾配)にはサンダルは危険

飴玉、キャンディー:カンボジア国境からお金クレクレな子供多し。泣き声でマジでウザイ。シェリムアップなどでも「イチドール」と言いながらせがまれるが、カンボジアの一般的な月給が50-100ドル、トゥックトゥックの兄ちゃんを1日使って15ドル〜(会社の給料は40ドルだって言ってた)。この物価で子供に1ドルあげてたら、子供のが稼ぐ=子供は乞食を続ける=学校に行かない=不幸。絶対にあげないほうがいい。また、遺跡の周りでは安いみやげ物(どこでもいっしょ)を売る子供がいてこれまたウザイ。なぜか全員女の子(カワイイw)。そんなときにはキャンディーとかアメをあげると喜ぶ。大量に持っていくと袋ごと取られるので、小分けにして持っていくといいかも。所詮は子供ですから(オニイサンカッコイイネー)

サングラス等日焼け対策:雨季で曇ってるからといって油断すると酷い日焼けに。服の下にも塗っておいたがいいかも

懐中電灯:夕日や日の出を見るならあったほうが安心かも

金:カンボジアの通貨はUSドル。でも100ドル50ドルはまず通用しないので、最高20ドル。できれば全部1/5ドルが良い。両替屋はあるが100ドル両替は手間。お釣りに古いドル紙幣が入ってて、他の店で断られた...20年もたってないのに

遺跡に関して思うこと

多少ググったりしたけど、無知な旅行者が感じたこと。

アンコールワット、タ・プロームはすばらしかった。こんなすごい寺院を作り、最盛期には1万人以上の僧侶が住んでいたなど驚く。
しかしその後色々あって人々から忘れさられ、自然に飲み込まれ遺跡になったわけだけども、それが今「修復」されてこうして観光の対象になっている。で、その「修復」ってなに?って思った。例えばアンコールワットの今の状態は、とても人が住む状態なわけでもなく、これはできた当初の状態では無い。とはいえ通路や中庭は綺麗に掃除され、芝生は短く刈られている。過去のどの時代にも、こんな状態は無かったのではないかと思う。つまり今の状態ってのは過去に1度もなかった一番観光客が喜びやすい状態を維持しているわけで、それをもって「修復」ってのはどうなのよと。
例えば他の寺院で中国が(修復はフランスが最初に修復を初め、今は日本を含む多くの国が修復してる)修復してるところがあったのだけど、そこは失われた部分を完全に新しく作っていて、まるでパンダのようにブチになっていた。

でも、これでいいんじゃないの?とも思う。どこを修復したかがわからないようにわざと古びたようにするというのは意味があることなのだろうか。観光客受けする状態が正しい状態では無いと思う。いっそタイの寺院のように、今まさにできたばかりのピカピカの状態に修復するのが筋なのではないか
他の寺院でガイドにここにあるのは全部新しく作られた複製ですという場所もあった。言われなければ長い年月の痕跡を感じるような遺跡だと信じていた所だ。

バプーオンは修復中。修復というより制作...
てなことを最後にアンコールトムのバイヨンを見ながら思った。ここは東京大学がバーチャルバイヨン寺院を作っている
http://www.cvl.iis.u-tokyo.ac.jp/research/bayon/
いい感じに古びたバイヨンをデジタル化することにいったいどんな意味があるというのだろうか