数学ガール
いまさらながら数学ガールを読む。
- 作者: 結城浩
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2007/06/27
- メディア: 単行本
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数学ガール/フェルマーの最終定理 (数学ガールシリーズ 2)
- 作者: 結城浩
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2008/07/30
- メディア: 単行本
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- 作者: 結城浩,日坂水柯
- 出版社/メーカー: KADOKAWA(メディアファクトリー)
- 発売日: 2008/11/22
- メディア: コミック
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1冊目は漫画で読んでいることもあり、先に2冊目を読んでみる。2冊目は有名なフェルマーの最終定理へ中学の「因数分解」からの道筋が書かれている。自分は整数論や群論とかよくしらなかったので、かなり目から鱗だった。(数って素数を基底としたベクトルで表せて、互いに素って直行してるという意味なんだとか)
フェルマーの話はニコニコで動画を見ていたのだけど、
この中で語られる、谷山・志村予想や楕円曲線、モジュラー、岩澤理論等、わからないことだらけだったけど、この本でとりあえずなんとなく何をジタバタしてるのかはわかった気がする(本の中のユーリ(中学生)レベルか)
2冊目の最後で「アンドロメダでも数学している」として少しだけ語られてるが、(最後の最後だからこの本のオチになるのかな)数学の論理だけは宇宙共通なのかな。つまり人間は色々な問題に直面したり解決したりしてるけど、それって別な世界にいる宇宙人とは必ずしも共通しない。真空で生活する宇宙人やバクテリアみたいな生態系の宇宙人とかブラックホール級の重力の中や太陽の中心で核融合しながら子供を育てる宇宙人とかもいるかもしれない。そんな宇宙人に原子力が〜とか素粒子が〜とかいってもクオークなら俺の横で寝てるぜとか言われそう。
でもそんな宇宙人でも素数は2,3,5,7,11なんだろうし、フェルマーの最終定理に頭をやなませたりしてるんだろうな。うへ青臭いか。